昨年の12月23日、嬉野市役所にて市内医療機関に対して上記説明会が行われました。

 

以下、要点を紹介します。

・嬉野市では集団接種は行われません。すべて医療機関での個別接種となります。

・『初回接種(1.2回目の接種)』終了後、医療従事者などは6か月後、65歳以上の高齢者は7か月後、それ以外の方は8か月後より『追加接種(3回目の接種)』を受けます。

・『初回接種』より6か月後を目途に、順次、嬉野市より接種券と予診票が送られてきますので、電話または受付窓口にて予約を入れてください。

・『追加接種』に供給されるワクチンは、ファイザー社製ワクチン(コミナティ:以下ファイザーと省略)と武田・モデルナ社製ワクチン(スパイクバックス:以下モデルナと省略)の2種類です。

※ オミクロン株の流行に伴い、政府の接種計画が前倒しとなる可能性はあります。

 

以下、当院での追加接種のご案内です。

・ほとんどの方が『初回接種』にファイザーを受けられ、『追加接種』でもファイザーを希望されると思います。接種自体が任意であり、どちらのワクチンを選ぶかも本人の自由ですし、待てばファイザーを受けることができるかもしれません。しかし、モデルナが使われずに在庫が増えるのも困った問題となります。そこで、当院では、国からの供給に合わせ、以下の曜日に分けることにしました。

◇月・火・水曜日の午後:ファイザー

◇木・金曜日の午後:モデルナ

◇日曜日の午前と午後:モデルナ(月1回程度、休日当番医に合わせて)

 

・原則、平日の午後に接種しますが、皆さんからのご要望もあり、月1回程度の「日曜・休日の接種」を設けます。まず、天皇誕生日の2月23日、休日当番医の日に行います。3月以降は、医院受付でご案内しますので、日曜・休日の接種をご希望の方はお尋ねください。

・なお、モデルナに関しては、ごく稀に若い人、特に男性に心筋炎の報告が多いとの報告があり、当院では10-20歳台の方にはファイザーの接種をお勧めします。

・また、当院は小児科を標榜しておらず、今後予定されるであろう『5歳から11歳の小児用ワクチンの接種』は行いません。当院を希望される方には申し訳なく思います。

 

 

年末年始の人流の増加により、国内でもオミクロン株感染が拡大し、まさに【第6波】となりつつあります。『追加接種(3回目の接種)』を急ぎたいと思いますが、国からのワクチン供給と市の接種券発行がなければ接種はできません。全ての国民にワクチンが準備されますので、接種券・予診票がお手元に届くまで、しばらくお待ちください。

 

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1月15日追記:

1月14日、嬉野市健康づくり課より、市内医療機関宛てに通知がありました。2回目を6月に接種した方へは1月18日、7月に接種した者へは1月末(26日or27日)に送付できるよう準備中とのことです。

現時点での『220114嬉野市接種券発送スケジュール(PDF)』を添付しますので、ご参照ください。

週明けよりワクチンに関する問い合わせや予約の電話が殺到し、混乱が予想されます。通常診療を行いながらの業務です。診療時間外の予約、メールやファックスでの予約は行っていませんので、皆さんのご理解とご協力をお願いしたします。

 

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