内科(一般内科)
地域の皆さまの「かかりつけ医」として、内科一般の診療を行っています。対象は、生活習慣病(糖尿病・高血圧症・脂質異常症・高尿酸血症など)、呼吸器系疾患(上気道炎・気管支炎・肺炎、COPD・気管支喘息など)、循環器系疾患(虚血性心疾患、不整脈など)など、多岐に渡ります。
糖尿病に関しては、『佐賀県糖尿病連携手帳』と『糖尿病コーデイネート看護師育成・支援事業』の利用をベースに、自宅血圧測定、禁煙治療、頚動脈エコー検査による動脈硬化の評価、栄養士による食事指導まで、当院にて細かいサポートを心がけています。
・糖尿病連携手帳(第4版) (PDFファイル:18,510KB)
患者さんの高齢化に伴い、「認知症サポート医」として、認知症の診断・治療にも力を入れています。かかりつけ医として“医療と介護の両輪でサポート”していきます。ちょっとでも困ったことや気づきがあれば、まずはご相談ください。
なお、かかりつけ医として「お薬手帳」の活用はとても重要と考えています。
2016.1月、佐賀県医師会の会報『医界佐賀』に投稿した拙文がありましたので、ご興味があられる方はご一読ください。
・医界佐賀フリートーク(PDFファイル:813KB)
・佐賀県薬剤師会:「お薬手帳」をお持ちですか?
消化器内科
内科疾患の中でも、消化管(食道・胃・十二指腸、大腸)に肝・胆・膵を加えた消化器系疾患に関しては、学会認定の専門医・指導医として、診療に力を入れています。
最新の消化管内視鏡検査機器と工夫した検査方法により、消化管がんの早期診断を目指します。逆流性食道炎、へリコバクター・ピロリ感染胃炎、機能性ディスペプシア、胃・十二指腸潰瘍、胃癌、大腸ポリープ、大腸癌、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎等の診断・治療を行います。
ウイルス性肝炎に関しては、血液検査や腹部超音波検査にて診断を行い、嬉野医療センター肝臓内科へ治療目的に紹介します。
また、最近話題となっている生活習慣病に起因する非アルコール性脂肪肝炎(NASH:ナッシュ)の拾い上げについても積極的に検査を行っています。
漢方医療
当院は「日本東洋医学会 認定漢方専門医」ではありませんが、検査による診断とエビデンスに基づく治療(西洋医学)に漢方的なアプローチを組み合わせることにより、良好な治療効果を目指しています。
呼吸器内科(専門外来)
平成25年3月より、毎週木曜日の午前中に金子祐子医師が外来担当しています。長崎大学医学部第2内科呼吸器グループ出身で、肺気腫・COPD(慢性閉塞性肺疾患)、気管支喘息、SAS(睡眠時無呼吸症候群)の管理や肺がんの診断、気管支炎・肺炎の治療にあたります。
内視鏡検査について
前処置室・検査室・洗浄(準備)室を一体として一方向に運用し、スタッフや他の患者さんとの動線が交わることなく、スムーズな流れのなかで検査を行っています。鎮静剤を使わない通常の経口・経鼻検査では、挿入後より検査終了まで、サブモニターの内視鏡映像を見せながら丁寧な説明を心がけています。また、検査終了時にはカラープリントした所見用紙をお渡し、患者さんの「お薬手帳」に貼付しています。
※ 当院には、「日本消化器内視鏡技師会」が認定する消化器内視技師の資格を有するナース4人が勤務しています。